昭和30年代の外国テレビ映画

File No.11☆ローリング20(マンハッタン・スキャンダル)

KAZUINOファイルから

原題・・・・・・・・The Roaring 20's
制作・・・・・・・・ワーナー・ブラザーズ
放送開始・・・・昭和36年(1961年)5月5日
放送時間・・・・毎週金曜午後8:00〜9:00
6月30日第9回で放送終了

1ヵ月後の8月4日「マンハッタン・スキャン
ダル」と改題して再登場。
放送時間・・・毎週金曜午後10:00〜11:00
10月6日より  金曜午後 9:30〜10:30

大阪では朝日テレビ(現朝日放送)で放送
提供・・?
放送終了・・・・昭和37年4月27日



昭和37年8月5日より再放送で再登場
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第2回 「刑事と恋とスクープ」

(昭和36年5月17日付け新聞より)

ニューヨークの暗黒街のボス、ダンディーが、縄張り
争いをしているもう一方のボス、バーネットの情婦ジ
ュリーの部屋で殺される。容疑者のジュリーは警官
や記者たちに何か言いたそうにするが弁解もせず
に逮捕されてゆく。居合わせたパット記者は彼女の
無実を直感、ジュリーの経歴や人柄を調べる途中、
彼女をとらえたストルスキー刑事が彼女の恋人だっ
ったことをつきとめる。ストルスキー刑事も犯人は
バーネットと思い、バーネットを追っているが、ジュ
リーを逮捕したのは元恋人の刑事だとパットがすっ
ぱ抜いたことによりストルスキーは停職処分を受け
る。パットは鼻高々だが、ジュリーが釈放され、その
お祝い会にバーネットから有利な記事の礼だと札束
を差し出され割り切れない気持ちになり、停職とな
ってもなお捜査を続けるストルスキー刑事を訪ねる。
結末は死を覚悟でジュリーガ真実を告白、ビル屋上
でのストルスキー刑事とバーネットの壮烈なピストル
の撃ち合いが展開される。

☆ローリング20とは☆

禁酒法下の(1920年代)のニューヨ
ークを舞台に、ペンを唯一の武器
に暗黒街のボスに立ち向かう、ふ
たりの新聞記者(社会部記者ノリ
スと、ブロードウェーを地盤に芸能
欄で腕をふるう文化部記者ギャリ
スン)の活躍を描く。
登場するレギュラーはふたりのほ
か、ユーモラスな助手クリス、彼ら
のたまり場であるナイトクラブの
歌姫ピンキー、事件を追う若手刑
事ジョー。
カンカン帽に箱型自動車など1920
年代の風俗をとらえた実写フィル
ムがふんだんにおりこまれている。
キャスト
スコット・ノリス・・・・・・・・レックス・リーズン
パット・ギャリスン・・・・・・・・・ドナルド・メイ
ピンキー・ピンカム・・ドロシー・プロバイン
ジョー・ストルスキー・・・・・・マイク・ロード
声の出演
スコット・ノリス・・・・阿木 五郎→外山 高士
パット・ギャリスン・・・・・・・・・・・・・近藤 洋介
ピンキー・ピンカム・・・・・・・・・・・・仁木 祐子
ジョー・ストルスキー・・・・・・・・・・・・・田口 計
次は、file No.12「ブロンコ」です。

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